マイコプラズマ肺炎には抗生物質のジスロマック

風邪なのかな?風邪がひどくなったのかな?って思っていたらマイコプラズマ肺炎だったってことはあるかもしれません。肺炎の1つではありますが、マイコプラズマ肺炎には抗生物質のジスロマックがとても有効とされています。早めの対処が出来るように理解をしておいた方がいいでしょう。

*

性病に効果的な抗生物質のジスロマックはどのような薬か?

ジスロマックはアジスロマイシン水和物という成分を主成分とするマクロライド系の抗生物質です。

アジスロマイシン水和物という成分には、細菌の蛋白合成を阻害して細菌の増殖を防ぐ働きがあります。そのためジスロマックは様々な細菌を殺菌する効果を持ち、細菌が原因で引き起こされる病気の治療薬として使われています。また、性病であるクラミジア感染症を治す薬としても有名で、病院でも使われることのある治療薬です。

淋菌感染症や歯周病にも効く薬

クラミジア感染症以外にも、性病である淋菌感染症や歯茎に炎症を起こす歯周病、副鼻腔炎などの呼吸器感染症の治療にも使われることがあります。

副鼻腔炎の場合には原因となる細菌に直接働きかけるのではなく、細菌の増殖を抑える抗生物質として働きます。また化膿止めなどの目的で処方されることもあります。口から水と一緒に飲むことで腸から有効成分が吸収されます。そして血液中の白血球によって全身をめぐり、ターゲットの病原菌の周辺で作用します。

ジスロマックは妊娠中でも比較的安全

抗生物質の中には妊娠中に服用すると胎児に影響を及ぼす恐れがあるとして服用を控えた方がいいとされるものがありますが、ジスロマックは妊娠中であっても比較的安全に服用することができる薬とされています。

クラミジアはクラミジアトラコマティスという細菌によって引き起こされる性感染症です。性感染症の中でも最も流行しているものの1つで、非常に感染力が強いのが特徴です。潜伏期間は一般的に1週間から3週間程度と言われていますが、女性の場合は自覚症状が少ないので感染していることに気づかずに治療を受けていない人も多いとされています。

しかしクラミジアに感染してそのまま治療をしないでいると、子宮やその周辺の組織にダメージが残ってしまい妊娠しにくくなることがあります。また子宮外妊娠の原因になることもあり、流産の可能性も高くなってしまいます。

ジスロマックは1回で1週間程度持続

クラミジアの治療は今まで、クラリシッド(クラリスロマイシン)という抗生物質のように長い期間をかけて治す薬が主流でした。クラリシッドは服用する回数が多いので、薬の飲み忘れなどの心配がありました。

ですがジスロマックは1回の服用で、1週間効果が持続する体内での滞留期間が長い薬です。そのためたった1回服用するだけで済み、飲み忘れなどの心配をする必要がなくなります。ジスロマックを服用するとその治癒力は90%以上と高いので、クラミジアの治療に効果的だと言われています。

公開日: